2021/12/17
こんにちは。
あと2週間ちょっとで今年が終わるなんて
実感が湧きませんが、最近は来年の干支「寅」を折っています。
どんな風にするのかも決まっていませんが、
とりあえず「寅」を折っておけば何とかなるかなと思っています。
あ、どーも、蕨川です。
覚えていますか。この二人を↑。
当院で保護し、里親さんを募集していた二人。
色々な方にご協力頂き、無事里親さんが決まりました。
ご協力頂いた方々、その節はありがとうございました。
今日は、先月書いてなかったこの二人の事を書こうと思います。
10月のとある日。
病院の周りを鳴きながらウロウロしていた二人の子猫ちゃん。
親猫が近くにいれば、ほっといても良かったのかもしれませんが、
どうも親猫らしい子も見当たらず、保護することになりました。
最初に保護したのが、クロ子さん↓
とてもやんちゃで逃げ足が速い。好奇心旺盛で俊敏。
とりあえず行動派。
クロ子さんを捕獲した2日後にシロ子さんも保護。
とにかく食いしん坊。寂しがり屋で泣き虫。
クロ子さんの行動を見て行動することが多い、
どちらかというと慎重派。
そんな2人はとっても仲良し。寝るときはいつも2人でくっついて
遊ぶときも2人でかけっこしたり、かくれんぼしたり
楽しそうに遊んでいました。
一人を連れて犬舎から出すと、もう一人はニャーニャー騒ぐほど
とにかく寂しがり屋で仲良しな2人。
だんだん人に慣れてくると、ご飯の時間も遊びの時間も分かってくるようで、
ご飯の準備をしていると、犬舎の網の部分を登って大騒ぎし、
水入れにダイブしようがお構いなし。
ご飯が終わったら、今度は「食べたよ~、出して~、遊ぶ~」と言って大騒ぎ。
時々あげていたおやつのチュールの時なんかは、ガッツとポポのを
奪い取ってしまうほどの勢いでした。
なので、ちびーずが居たお昼の時間はなかなか騒がしかったです(笑)
よく抱っこして待合室の日の当たるところで、
お話していました。
外は車や自転車が通って危ないこと、外にはご飯が無いこと
外は寒いこと、幸せになる権利があること、今は紅葉が綺麗なことまで
それぞれに沢山話して来ましたが、本人たちはきっと「なんのこっちゃ」の
話しだったと思います(^▽^;)
それぞれに個性があって、見ているだけでも本当に楽しかった1か月ちょい。
最初の頃は警戒して怒っていた二人ですが、
最後は私の膝の上に乗って寝てくれ、成長を感じられることができ嬉しかったです。
こんなことを書いていると今頃2人は何しているのかな、新しいお家には慣れたかな
他の先輩猫ちゃんと仲良く出来ているかな
などと気になってしまい、少しセンチメンタルな気持ちになります。
が、きっと2人のことなので仲良く、ご機嫌に暮らせているんじゃないかなと思います。
当初は、お腹を下していた2人に傷だらけになりながらも
お薬をあげていたのも今ではいい思い出です。
あ、そうそう。タイトルの「ちっち」と「びっび」は
私が勝手に呼んでいた名前で、最初仮名を決めるときに
「クロ子」「シロ子」と呼んでいました。
それがだんだんと、2人を呼ぶときは「ちびーず」となり、
ひとりひとりを呼ぶときは、
シロ子がちびーずの「ち」を担当し、クロ子が「び」を担当するようになり、
「ちったん」だったり「ちーちゃん」だったり
「びったん」だったり「びっちゃん」だったり、
あまりいい名前を付けて愛着がわいてもなぁと思い、分かりやすさ重視で
「クロ子」「シロ子」でしたが、最終的には色んな名前で呼んでいました。
今頃は新しい飼い主さんに、きっと可愛い名前を付けてもらっていることでしょう。
ちびーずがいた1か月ちょっと、とても賑やかでしたが
とても楽しかったです。ちびーずのお世話が出来て幸せでした。
ちびーずがここを卒業して寂しいですが
これからは飼い主さんに沢山甘えて、楽しく元気に暮らせますようにと祈るばかりです。
沢山可愛がってもらえますように。これからの猫人生全うできますように。
2人ともお元気で!!( ´Д`)ノ~バイバイ